9/03/2014

ただいま

クリスティーナがヴァケーションから戻り、ジョニーがNYから帰省すると家の中がまたちょっと賑やかになったようだ。(それぞれの部屋からテレビやらPCからの音楽やらが聞こえてくるので)
今朝までは私について回っていたニャントリオが今日は家族皆に代わる代わるに抱っこされるのに僻僻しているようで弱り顔で私をチラ見をしている。
それぞれがニャンへのタダイマHere I am, Missed me?を済ませると其れなりの満足感を持ちながら各部屋へ消えていった。

キオニ*「ニャニィ~~、急に抱っこされるってイヤなのにサ~~迷惑ッ。」
イカイカ*「ミュギュ~~、淋しかったァ?って云われたってねェ、何時もウチに居ないじゃないネ~」
アシュリー*「・・・・・・ミュゥ~・・・・・ノーコメント。」

***でもこの空箱のお土産、楽しいよね。一緒に出入り出来たしィ、また後でも中で遊ぼうよ。

ウチのニャン達心の中では本当はとてもお喋りナノダ。

****************

そういえば、、、話題にして良いものやらどうやら解からなかったのでフム,フムと話を聞いてはいたのですが、何やら一応の解決に至ったらしいから今は話してもいいかなと。
作金曜日のドンの身に起きたちょっとした異常事態の話です。

何時ものように9時頃に出勤した彼を待ち構えて独りの学生がオフィスに来て部下のインストラクターと話し合いをしたいのでその立会人を務めて欲しいと云ってきたのだそうだ。
学生といっても彼が管理する航空学課は一般社会人や会社経営者などの成人も多く、若い大学生ばかりではない。
この日、オフィスに現れた学生も30代の後半の第二の人生の進路変更として航空学を学びに来ていて、先月に航空機々械免許を採るべく一次試験(数学)を受けたところ、どうやら不合格点であって2次試験に進めないとの通知を受けたという。
が、この学生の頭の中では兎に角2次試験を受ける権利があるとしてインストラクターに不合理だと2次試験の受理を申し出たとのこと。
話を一通り聞いたドンは、その日は彼が名指したインストラクターは出勤しておらず、又の日に話し合いをする事を進め加えて、大学の免許習得についての規則を説明したのだそうだ。
すると、事の説明でもっと興奮してか学生はどんどん精神不安定気味になり、声を荒げて「責任者の貴方も私の味方をしてくれないのなら、もう私の人生は終わりだ。後は死の道しか残されていないのだから。」と訴えるので、「何か他に問題でもあるのならもっと話を聞くけれど、どうだろう。」と応えると「イヤ、もう駄目だ。全てが無駄な事だと解かった。」と声を張り上げてオフィスから出て行った。
ただ事ではない様子を察したドンは直ちに警護員に通達し、学生の安全保護願いを出し、同じくアドミニの学生課にも報告を入れた。
そうこうしているうちに、当の学生がドンのオフィスに戻ってきた。
「これでどうだ!たった今自殺を行使したよ。薬を飲んだ、この車の鍵はボクの知り合いのXXXXに渡して欲しい。」と車の鍵をバンと音を立ててドンのデスクに置いた。
仁王立ちしていたが、その目は唯事で無い様子で睨み付けていたかと思うと、その場に崩れ落ちた。
ドンはすぐさま大声で向かいの廊下こしに騒ぎを聞きつけて走り寄る部下のインストラクターに救急車を呼ぶように叫んだそうだ。
ドンはその時もまだ安全保護課の人間と警備員とで通話中だったのだ。
ドンの机の真ん前に横たわる男は体が大きく、そこに集まってきた教員や学生達の驚きは大変なものだったらしいが、その時のドンはいつもよりも更に冷静で「薬で眠っているだけだ」とすぐ解かったそうだ。
救急車で病院に搬送された当の学生はドンの予測どおりその夜には病院からの通知により彼の身が通常に戻りつつあるとのことで、なんとも人騒がせな事態に巻き込まれたと苦笑しつつもその学生が死の世界に足を踏み入れなかったことに安堵したのだった。

と、こういう話。
今日には当学生から「迷惑かけました」と侘びの電話があったらしい。
これも一つのただいま。

どこにも、こういった辛い、哀しい、苦しいといった話はあるもので、その一つ一つを取り上げて対応していくのは大変な事ですよね。
幸せも不幸も当人の精神状態次第で変わりますものね。
人間は弱いものです。生きると言う事は大変な事です。
でもどこかに何かの光を見ながら先へ進むというのが人の道というものですから。ね。一人ひとりの心しだいです。