3/17/2016

雑談日誌 また落ちた?と正当か不当かの話

あはははーっ。キオニがドンの庭作業をもっと近くで偵察しようとしたものか、またプールの向こう側に飛んで、不事着しプールにバシャっと音を立てて半身落ちた。
キオニは先日泳ぎが達者だと云う事を証明済みなので、心配はしなかったが当人(猫)の着陸失敗は相当ショックだったらしく大慌てで家に戻ったきて、知らんふりを決めていた私の側に来て『ニャウ~、またひどい目にあわされちゃったぁ~~、ニャウ~ったら、ニャぅ~~』と私に訴える。
「あら~、尻尾がずぶぬれね~、あれ~っ、、どうしたン?まさかプールに落ちたとか?」と私。(クククッと笑いを堪えた)
やっぱり神様がしたい放題ニャンに”どこにでもあたりかまわず飛び乗っては駄目なのだよ”と云って下さったのかもしれない。
それにしてもキオニは懲りないヤツだ。
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この年令になって、何故かあれこれ現役で働いていた頃の自分を思う事がある。
何といっても最終職場のドラッグストアでの対人関係が社交性の無い私が折り合った最後の社交人間関係として何かにつけては思い出される。
その多くのエピソードは今は休止している他のブログ「風が見える時」に掲載していたが、今日はそこにも載せなかった話を思い出して、何か楽しい気分になったので、ここに掲載しようかと思った。何の事は無い、単なる私個人の身勝手日記のようなものでありこの話には何の教えや教訓や反省記であるわけでもない。ただの独りグダグダ日記である。

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その日私は何かしら不愉快な顔をしていたらしい。
健康を理由に休んだ仲間の女性社員の代わりに出勤した事が不満であったわけではない。「悪いけど代わりお願いね」と前日に知らされていたし、その日のスケジュールが詰まっていたわけでもない。が、俄然その代休出勤が何故か不当な事の様に腹がたっていた。

出勤するなり他の同僚が「Aはどこが悪いのかしらね。今日は入院だっていうじゃない」と言った。
「さあ、何処も悪い所は無いらしいけれど、今日は入院しなくても日帰りかも知れないって言ってました。」と私。
「どこも悪くなくて病院にゆくはずないでしょう、彼女はもう73才なのだもの。どこかが悪くても仕方ないよね」とその仲間も引き下がらない。

あのね、病気じゃないんだって、という言葉をグッと私は飲み込んだ。
何、病欠を取ったのかぃ。何と図々しい。と私は心の中で毒ずいた。
ここまで書くとこれを読んでいる方は私が何とお年寄りに厳しい無情な女に見えたことだろう。
でもです、これには私なりの怒る理由があって、それが私の心を歪めていたのだ。

実は、このAさんの通院は病気なんかではなくってですねぇ、ビョウはビョウでも美容の方だったからです。
その時はさすが、アメリカだわぃと思いましたですよ。「あのね、顔面美容整形をすることにしたの」とAさん、73才のおばあちゃんが、私に勤務を代わって欲しいと申し出てきたわけ。
「な、何ぃ?美容整形?貴女が?」と私は一瞬言葉に詰まった。
Aさんはその年にしてはなかなか若々しいと定評がある人であったが、アメリカに住んで、アメリカ企業に勤めているのに英語を殆ど解しない、ラテン系の小母さんだった。
ラテン語を解さない私と英語を解さないAさんとの会話はいつもなにかチグハグに話がすれちがってばかりいたので、この彼女の代休の件では彼女が片言英語でしつこいほど私に説明する必要があったのである。

そのドラッグストアでは彼女の次にシニアであった私だから、彼女の頼みを快く引き受けてくれる相手と踏んでのリクエストであった。
私はこの年でも整形なんて考えもしませんつーの。その当時は50代だった。

その数日後に何が変わったのか、変わらなかったのか、あまりはっきりしないAさんがニコニコして出勤した。
何となくスッキリした顔付ではあったが、何処をどう整形したのかは聞きそびれた。そんなに変わっていなかったことが、何だか聞くのが悪いような気がしたからだ。

整形をしようと、刺青を入れようと、丸坊主になろうと当人の自由である。
そのこと自体で目くじらを立てた訳ではない。
だが他人に迷惑をかけてまですることかと云うのが私の言い分である。
私はなんか間違っているような、、いないような、、、今でもこの時の事を考えると気分がスッキリしない。    Aさんの顔はスッキリしたんだけれどね。

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