3/16/2016

雑談日誌 領域争奪戦

思ったのですが、キオニの夜の悪戯の原因。私へのメッセージだと思うのです。
私の就寝が夫より早く、起床が夫より遅いと云う事は、この家の主は自分達を甘やかしてくれる私では無く、夫で有る事が何とも面白くないと考えての『オイラがトトロオババの立場を立ててあげねばならないニャ』云うものから来ているに違いない。
就寝前の夫は戸締りをしたり、台所のシンク周りを掃除したりする。そして起床時には台所に立ってエスプレソを作ったり、ベーゴを焼いたりの朝の軽い掃除をしたりするのが、ニャントリオには台所はトトロオババの領域と信じているのに、それをモンスターオジジに取り締まられてしまっていると思い込んでいると考えられる。
其処で暴れたりしていると必ずトトロオババが顔を出すのを知っているニャン達には何とか私がやって来て「この場所は私の生活領域だから、あまり何やらいじらないでよ」とオジジに知らせて欲しいのである。
其れゆえに、ここで暴れてオジジの匂いと行動の形跡を掻き消したい一心で、私に「ニャンよ、この場を私の為に守ってくれてあんがとヨ。あのモンスターにはこの場は渡さないからね」と私が感謝で胸を熱くしながらオババ匂いモップで掃除をしているのだろう、、と思っているのだ。

今朝も夫が何時もの様に台所でカチャカチャと朝食作りをしていると、イカイカとアシュリーは寝室へやって来て私の起きるのを待機しており、私がベッドメイキングでウダウダやっていると階下からキオニの『早く―ウ、ニャ~ぅ、起きてきてよニャ~~、モンスターが台所を占領してるぅ~~』との大声が聞こえてきた。
「はい、はーい。今行くからねー」と云いながら階下に降りると、「また大暴れしたらしいよ」と夫が苦笑いしている。夫は主治医から私のストレスの元を作らないように指示されているらしく、立腹していても私に毒を吐くことはない。
体が大きい夫の存在だけでニャントリオには圧力だと感じているだろうから、ニャン達に怒り狂うという行動は私にもニャン達にも逆効果を強いるだろうとの考えでいるから彼が大声を出して叱ることは無い。それに猫達を叱ったところで私達の思惑は通じないに違いない。だって、考えを共用できる人間じゃないもの。と云う事で、お互いの考えが交わることは無い訳で、今日もキオニは私の為に良かれとして台所を荒らしたのだろう。
明日からは夫より早く起きてみよう。で、様子を見てみましょうっと。
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夫ドンは根からの貧乏性というか、働き者というか、大者には成り切れない細心者というか、重役肌ではないのが、彼の良い所なのか残念なところなのかは取りようによって違ってくる。
あの竜巻被害をあれこれ家屋保険会社、銀行、敷地管理会社、再建築会社などと全部に手を打っていていて、万事がそれぞれに再建企画が進んでいるにも関わらず、今日もまたスクリーンハウスの外庭に広がったポンガムツリーの根を掘り起こしての土壌整理を続けている。この重労働は必要なのかどうかは私には解らないが、彼にとっては重要な家屋管理で有るらしい。
ゴルフ場の庭師の作業員がアレコレやっているのが、彼には納得の作業でなかったものか「ここは、ウチの個人の敷地だから古い根株は掘り起こして取り除かなければいけないんだ」と息子ジョニーに手伝わせるでもなく、自分独りでツルハシをふるっている。
今日でこの作業の四日目である。「人に手伝えとは言わないし、自分がやりたいから、やらなければいけないからやっているだけ」と彼は云う。
でも植木屋さんにも来てもらう事になっているから、専門職人さんに土壌整備もまかせたらよいものを、彼の性格では自分でやらねば気がすまないのだろう。
主治医の話では運動不足になりがちな生活にはこの作業は体に良い影響を及ぼすだろうというのだが、彼のぐったり疲れた夕刻の姿を見ていないから、そう思うだけじゃないかなと私は少なからず心配でならない。
ものすごい喫煙者で、飲酒も毎日欠かさない上に心臓が通常健康人間の60%も維持していない夫の頑固性格には主治医の言葉も私の心休めにはならない。
外は現在摂氏28度である。もういい加減家に戻ってほしいものである。
パテオのこちら側ではキオニが『モンスターオジジが庭の外側をせっせと自分の領域に作り直しているニャ~』と思いつつ眺めているに違いない。
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