9/13/2016

雑談日誌 もう一つの占い

昨日の夢から一つの占いの話に発展していった私だが、今面白いと私が思ったもう一つの占いの話をしたいと思う。
そんな事ばかり考えて暮らしているのかと、笑われそうだが決して私は占いオタクでもないし、オカルト愛好家でも無い。
これは、今この年になったからこそ考えられると云った話として、是非語っておいた方が良いような気がしたのである。

もう30年程も前の事である。
当時の私はハワイ在住で、某旅行会社の社員であった。
ある日、私の直上司であるKさんが、人伝に当たると評判の地元占い師に予約を入れたのだが、都合で車の使用が出来なくなったので、私の車でそこへ一緒に行ってくれないだろうかと相談された。
退社後に特別用事があるわけでもない私は、彼女をその占い師宅まで車で連れていくこととなり、そこで突然予約無しの私もゲストとして一緒に見てもらうという次第になった。
その占い師は口込みで近所では知られた存在であると聞かされていたベトナム人中年女性のその人は英語が不得意らしく、接見中での彼女の言葉を聞き取るのは至難の業であった。
やっと何とか理解できたのは、「貴女は旦那様にこよなく愛されていて、浮気問題で悩むことはないだろう。子供は独りだけで、その子はエンジニアか科学的機械関係の職につくだろう。誰か親族に3人の子供がいて、その子等が貴女の人生の起点となるだろう。」であった。
その時は夫や子供の件に関しては当たらずも遠からずと云った感じで納得したのだが最後の「3人の子供」と云うのが皆目見当がつかず、「私の周りには3人兄弟の子供はおりません。兄が二人いますが、二人共子供が2人ずつですし、親族に3人兄弟の子供は全くいません。」と答えた。それでも当の彼女は「それは変です。私には3人の子供に大忙しの想いをしている貴女の姿が見えます」と言い放った。
帰宅の途、Kさんと「どうだった?当たってた?」と話し合った。
彼女ほ方は「旦那様は浮気性で、子供達はエンジニアになるだろう」(彼女には二人の男の子がいた)と云われたという。       
私は3人の子供に心当たりがないかと云われて、思い当たる事の無い私は「結局、信じるほど大して当たる占いとは言えないね」と笑いあった。
その翌日にもう一人の職場の仲間のSさんがその占い師の噂を聞いて会いに行って来たらしく、「やっぱり、当たらないんじゃないの。私は3度目の結婚で幸せになるなんて言われた」と苦笑した。
その時はSさんは✖イチで2度目の結婚をして期が経っていなかったから、まだ新婚の甘い生活の中にいたからなのだ。
その後職場の誰もがその占い師のところへ行った話は聞かなかったので、話は自然消滅した。

そう、この話にはオチがあるのだ。

あれから数年後にSさんはバツ2となり、3度目の結婚をした。
そして、私の生活にも3人の子供(孫)が現れ、その3人を母親代わりに育てると云う展開になったわけだ。
今それらとを考えると、あの時のベトナム女性には本当に将来の私達の姿が見えたのだろうか、又は数年も掛けて偶然が重なっただけなのだろうか。
今となっては私にはどちらでも良い事のような気がする。
先を知って、得も損も無い。
どちらにせよ人の生涯はそれを閉じる寸前まで何が起きるのか解らないのは同じ事なのだから。