8/17/2005

バトンコーチからの申し入れ





孫娘クリステーナのバトントワーリングのコーチ、Mr.ブルックス・ゴーイングから電話があり「是非彼女にバトンを続けさせてやったはもらえないだろうか」、とのお話でした。
いままでの彼女の精神的プレッシャーを思い、又それにかかる費用の面でも彼女が何とか諦める事に納得しようとしている矢先の事です。

彼女が8歳の頃バトングループでダンスをしている時、同じジムで他の子をコーチしていた彼がクリステーナの動きがグループの中で他の子と比べ抜きん出てきれいなパフォームであると感じ、グループのデレクターを通して彼女の特別コーチをしたいと要求があったのでした。
この小さな世界(NBTA - ナショナル・バトン・トワーリング・アソシエーション)での彼は有名コーチの一人と数えられており(当年64歳の独身と噂のみ聞きますが、その私生活についての真意の程は確かめた事はありません。あまり関係ない事でもありますしネ。)、その勧誘に私達は小躍りして喜んだものでした。
そしてその彼のコーチ下でその翌年には彼女が初級全米チャンピオンに、同じくレッスンを共にする彼女のライバルの親友が2位と輝いたのでした。
其の後、中級と上級に昇格する度その技術や練習にも厳しいものがあり、又、私生活に於いての心の痛手など、多感な彼女の年頃には辛い事もあったりで、州や地区チャンピョンと成れても全米となるといま、ひとつ伸びがなく、それが更に精神的にストレスを増しているようで、私の眼には彼女の精神面に大きな影となっているようにも見え、なんとも辛いものがありました。

コーチの申し入れでは、今後クリステーナに無料でもコーチしたい事、彼女がバトンを去ることは他の子供達にも打撃を与えるものがある事、そして自分が選んだ彼女の育成はバトンコーチとしての生涯勉強の一環でもあ事、等が述べられました。
クリステーナにその事を告げると、彼女は泣きました。
哀しいのと、嬉しいのと、口惜しいのが全部いっしょくたになったようでした。
13歳の頭の中で家族に負担を掛けている自分が悲しいのと、コーチが自分を「選んだ人」として扱ってくれる事が嬉しいのと、その全てに自分が応えて行動ができない不安と口惜しさと、がいっぺんになったようでした。

よく話し合った後、彼女はバトンに戻ることにしました。
やはりバトンが大好きなのです。でも自分一人ではどうしようも出来ないのです。
さっ、私もまた出来る範囲でのサポートを再開です。
私にできる事は、黙って彼女を見守ってやる事と、時間を提供する事くらいですが。

9 件のコメント:

gurefuru8 さんのコメント...

私のような凡人には、わかりえないし、またコメントもしづらいのですが、人間は環境の生物だということでしょうか。

英才教育を施すのは良いのですが、他の時間や労力を専門的な分野に注ぐわけで、それ以外に大きなサポートを必要としますよね。ですから、バトンをやる本人と同様、周りの大人たちもそれ相応の覚悟や努力が求められますよね。

詳しい経緯や中身は全くわかりませんが、決断し、続けるというのは大変なことだと思うし、13歳でそれをするというのはなかなかできることではないでしょうね。私などバカ丸出しでしたよ。

皆さんで作り上げた環境の中で、クリステーナちゃんがさらに成長できますように祈っております。フロリダの風さんもファイトです。

若造が偉そうにすみませんでした。

フロリダの風 さんのコメント...

<Gurefuru8様>日本は時間的にこ私のブログをまだ読んでいただける頃では無いと思って書き直しなどしていたら、グレフルさんのコメントで驚きました。ありがとう。
私は色々な人からの意見やお話し聞けるのが嬉しいですよ。
私自身がまだまだ未熟なのです。
英才教育なんてそんな大袈裟なものではありません。
普通に平々、凡々といった生活環境と云えますよ。
でも、人それぞれの見解や思考や性格を知るって楽しくありません?
これは、人間のゴシップを好むところからもきてるのでしょうかね、私自身の事ですが。

michiko さんのコメント...

クリスティーナちゃん、キレイです♪
拡大してしばらく眺めてました^^
そちらではギフトって言いますか?
個々の才能は伸ばしてあげたいですね。
途中過程は本人が辛かったり、まわりも
大変だったりですが、ただ勉強の日々よりも
豊かな人間になれる気がします。
クリスティーナちゃん、頑張ってね♪
フロリダさんはたまに休んでちょ^^

フロリダの風 さんのコメント...

<Michiko様>ギフテッドという特殊能力のある特別クラスがあるのですが、それは公共の学校では特殊科目のみで彼女は数学が中学校での特殊クラスに入っています。
バトンはそうも特別な事ではなくて、趣味の部類に入ると思います。
もっとも彼女のコーチはニューヨークでFameでお馴染みの芸術特殊学校の有名校Juliardの出身です。

心配ありがとう。デモね、私の頭、ず~っと休みっぱなしだったから、ちょっと(ダイブン)回転が遅くなってきています。(シュン)巻き直ししなくっちゃ。頭のネジ。

チョコ さんのコメント...

クリステーナちゃんが泣くのと同じく
私もほろっとしてしまいました。

家族に申し訳ない
コーチにはうれしい
自分はやっていけるだろうか

13才なのに大変な現実に出あって
決断をせまられ…

フロリダの風さんに話を整理していただいて
彼女なりに決断を下したのですね。

自分も子どもたちも生ぬるい生き方をしているので、なんだかクリステーナちゃんに恥ずかしいです。

でも、これでよかったって気もします。
経済的な理由でバトンをやめさせては後からフロリダの風さんが後悔するかも?でしたので。

きっとフロリダの風さんの頑張りの血が彼女にも流れてるんじゃないかなって思います。

フロリダの風 さんのコメント...

<チョコ様>ウ~ン、でもそんな立派なんじゃないのですよ、ホント。
典型的なテーンエージャーってとこで、ちょっと小生意気なところがあって困ります。
今週末は学校主催の癌協会慈善団副長としての仕事で募金企画ミーティングで大忙しなんですって。
「グランマは仕事なの?私はミーティングに出なくちゃいけないから、その時間は車の送り迎え、宜しくね」って。
こ~んな感じ。(笑)

kazuyoo60 さんのコメント...

クリステーナちゃん、やっぱり良かったのですよね。あなたの涙で胸が痛いです。
競技は大変ですが、ご本人が続けたいと思われたのですから、きっと強くなられたと思います。攻めの人生はとても良いと思います。ますますお忙しくなられますね。

mico さんのコメント...

13歳のお嬢さんにとっては少し重たい選択だったと思います。いろんな事を考え合わせられる年頃ですから、よけい辛いのでしょうね。大人には計り知ることが出来ませんから。

フロリダの風 さんのコメント...

<Kazuyoo60様>彼女が自分で選択した道を責任を持って進むという良い勉強になっただろうと思われます。
「自分に責任を持つ、人に責任転換をしない」という事はとても大事な教えだと心して生活の選択をして成長していく事だろうと思います。
こういう事をバネにして、強く生きて欲しいです。
人生は時として儘ならないものだという事を、それを逆手に取って楽しめるくらいの。

<Mico様>身体と頭脳の成長にアンバランスになりがちな多感時でもあって、そこも少し気をつけてやらねば、と思っています。
周りと自分の関係を巧く受け止める訓練の時でもあるのでしょう。
彼女の心の中には今でも「もしかして自分は母親から捨てられたのかもしれない」といった気持ちから大人世界への反発が少なからず残っているのです。
それが時として私への反発として現れたり、大人一般への不信としての発言となったりします。
本当に、実際は大人の計りし得ないところで彼女の成長が成されているのでしょう。
そうやって強くなっていくのでしょう。