9/19/2013

日本のテレビドラマに見る

いよいよ大人気の「半沢直樹」が終わりに近ずいて、猛烈に楽しみなのと、終了してしまうのが猛烈に残念な気持ちでいりまじっています。
前半の5億円を取り返すという話では「大銀行が5億円くらいのロスで、しかもあのバブル時代にあんなに大問題としてとりあげられるなんて、やはりお話だなぁ」と内心は思っていましたが、でもその取り返しの過程が面白いものでしたし、後半は「さもありなん。」という行内人間の上下関係や家族との生活問題なんかも見ごたえは充分でした。
面白かったねェ、「やられたら、やり返す、倍返しの半沢。」
でもこのお話にしても、あまり延々とやり続けたら、返ってその倍返し劇も鼻についてくるのかもしれないから、今の惜しまれて終わるというのが最高策なのかもしれませんね。
「半沢直樹」は日本人の心を捉えた人情物「水戸黄門」に、ちょっと志向は違うかもしれませんがスリル満載でワクワク・ドキドキした出たての「ミッション・インポシブル」(当時としてはスパイ的ストーリがはやっていたのでね。)を足して割ったような”正義は勝たねばならない”といった感が私達視聴者にはたまらないところで、人気番組になったのでしょうね。

「ショムニ」の最終回を見終えて、そのドラマ終了に何故かほっとしてしまいました。 コミカルコメデードラマである事は充分に承知していたけれど、今回のはシーリーズは内容が幼稚で、ストーリーにも面白さが欠けていたようで、何だかお粗末なコミック作品が実写版になったかの思いがどうしても拭えませんでした。 初版のシリーズは12年前との事で、コミカルな会話の駆け引きが目新しく、その時代での女性会社員の奮闘振りが愉快で快活であったと覚えていますが、あれから一昔を過ぎて私が歳をくったせいもあってなのか、はたまた今の時勢が女性像を変えてきてしまっているギャップが見えたからなのか、兎に角確かなドラマの面白さには程遠いものを感じてしまいました。ちょっと残念な思いはあります。

「名もなき毒」も終了しましたが、このお話はミステリー好きの私としては高点を上げたかった一つかもしれません。
さまざまな人間関係とそこに潜む心の毒を考えるといったお話が面白く思えましたが、それでいて、そうも深くには行き着けない何かジレンマを感じさせるお話でした。 付け加えて言いますと、演技に不満は無いのですが、小泉孝太郎が演ずる男性像があまりにも好青年然としていたのがちょっと気にはなりました。