6/07/2017

迷惑愚痴話

しかしよく降るなぁ。
今日で1週間もずーっと雨天候である。ハリケーンシーズンに入ったのだもの仕方ないのだろうが、こんなに曇天が続くのは珍しい。
ドンが旅行から帰宅して、ちょっとは大人しくなったと思ったニャントリオであったが、この雨続きではパテオで遊べないのが不満なものやら、それなりのストレスが溜まって来たものやら、昨夜も3匹でドタバタと走り回って、何度も睡眠が妨げられた。
夜はニャンコ達の野生の血が騒ぐのかしらね。

そういえば、何がきっかけだったのかは解らないが、遠い昔のある出来事をふと頭に思い出したのにちょっと驚いている。
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私が東京の大学生寮で暮らしていた頃のことである。
ある夏のこと、北海道の故郷から中学時代の友人Cが上京し、会う話になった。会って何をするでもない貧乏大学生の私達は新宿御苑をぶらぶらして、二人で昔話を興じていたところ、私達が座っていたベンチに一人の御老人が来て座り、「貴方達は東海大学の学生さんと違いますか?」と問うてきた。
違います、私たち二人は故郷の仲間なのですと応えると、「そうですか。私の孫娘に似た感じがしたので、つい声をかけてしまいました。」と云う。
それから、このご老人の孫娘の話が止まらない。
大学に通うために実家の親元を離れたお孫さんとその春から同居していたのだそうだ。
初めは可愛い孫娘と同居するのがとても楽しかったのだそうだが、この夏には孫娘が外泊をするようになり、ついにはこの2,3日は家に戻ってこないのだそうで、「先週、タッちゃんとかいう変な男を連れてきて帰り、ワシには何の断りも無く孫娘の部屋に留まらせるという勝手をしたのだよ」
そしてご老人は更に続ける。
タッちゃんとかいう輩がいかに軽薄極まる若者であるとか、素直だった孫娘がすっかりその輩に夢中になっているのだとか、実家の親達にどう連絡すべきなのかとか、孫娘を思わせる私達女子も絶対にそんな悪い付き合いをしないで欲しいとか、とかとか、、。
裕に一時間は話し込んでいたが、そんなに人間関係に体験などが少ない私とCは、「はぁ、そうですか。」とか「それはお寂しいですね」とかしか言いようもなく、ご老人が話すだけ話して「では、また。これから孫娘をもう少しあちこちで探して歩いてみますわ」と云って去って行った後ろ姿を、残された私達二人は「一体、何だったの?」との思いで眺めていた。
孫娘を当てもなく捜し歩くご老人が気の毒だとは思いはしたのだが、後日には「あれはひょっとして田舎顔の私達を見て、ちょっとからかってみようと思ったのかもね。だって、孫娘に似ているからと全然知らない娘に、あん私的な事をはなすなんて恥ずかしくないのかな。ちょっとエロい事も言ってたしね。」と思ったものた。

大した話でも無いのに、今もその時の様子が思い出されるという事は、私自身が
老人といわれる身になった今、私であればまるで知らない他人、それも若者相手に自分の身うちの恥ずかしい事などを云わないだろうなと考えるからである。
他人それぞれだから、何とも言えないかもしれないが、若く、しかもまだ世間知らずの無垢な時代に聞かされた話なので、ちょっとショックでもあったのかもしれない。
でもね、IT時代の今なら、そんな話はツイッターやSNSなんかで普通に話されているのかもしれないし、あの時代の老人には愚痴を他人に言う機会が少なかったのだろかな。
それで、つい年寄りの寂しさから見るからに田舎娘の私達に話しかけてきたのかもしれない。
何方にせよ、他人には迷惑な愚痴話をすべからずという私独りの教訓になっている。

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デイヴィッドが大雨の中オーランドに戻って行った。オーランドまではここから車で3時間ほどで行けるがこの天候では路上事故も多いだろうから、充分気を付ける必要がある。
この近辺はエバグレーズ湿地帯公園の近くであるので、これ以上の湿気は必要なさそうに思えるのだが、湿地帯に多く生息のワニ達にはこの天候がいごごちがいいのだろうね。
私にはワニや大蛇は増殖して欲しい野生動物だけでもなく、どんな動物も命は尊いのかもしれないが、この時期に大繁殖をするのを防ぐ大蛇の狩りを市が執行しているのがローカルニュースで報じられていて何メートルもあるのが数匹も捕まっていたが、おー気持ち悪ッ。
世の中には爬虫類好きの人も沢山いるようだが、何らかの目的があって神様は造りたもうたのかは知らぬ、私はドンが可愛いというガーデンスネークでも、みーんな嫌いッ。

と話している側で、ローカルニュースがとんでもない動画をユーチューブに載せて平然としている母親を映していた。
2才くらいの赤ちゃんが玩具だと思って手を差し出して、ガーデンスネークに嚙まれたらしく大泣きしていると、その様子を動画で撮っていたお母さんが「ほらね、こうやって自然の危機を体験していくのよ」と笑って言っている。
何という無責任親なのだと、ユーチューブにそれをアップした途端に喧々囂々と非難の声が上がったとアナウンサーが話している。
当たり前じゃあないのよ。馬鹿親もいたものだ、と私とドンはその馬鹿親ぶりに憤慨した。
その母親はニュースになってしまったのが不満らしく、「でも、ただのガーデンスネークと解っていたし、男の子はこれくらいの冒険心があって当たり前でしょう。私は子供虐待親なんかじゃないわよ」なんて言ってた。(でも、テレビ画面には顔を出していない)
小型の蛇だって、毒があるやつだったらどうするつもりだったのかね。噛まれて泣いている子供を見て笑っているアンタは鬼かッ。
世間には変な、性根の悪い人間がいるものなのだねぇ。
それに比べると、私の意地悪婆さんぶりなんて、可愛い物よ。(と自分でそっと思った)
あの時の迷惑愚痴爺さんと今のニュースを比べる比較にもならないもんね。
爺さんの愚痴は聞いてやってもいいか。

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