8/03/2018

普通の人生

或る人に「貴女って波乱万丈な人生を送ってきたのね」と言われた。
え?私?波乱万丈?
そんなことないよ。至って普通に生きてきた。苦汁をなめて生きてきたという人生ではなかったと思う。そう、至って普通である。今でこそ日本は先進国とされて知名度もあがっているが私の在日生活は昭和の時代の、まだ日本が第三国的存在の世界観にあって日本中がある一艇の華族生活者でない限りでは国民が平均的に貧しそうで、物の少ない、至って普通な終戦時を暮らしてきたのだと思う。

幼児時代は病弱の母の入退院の繰り返しにあちらの親族、こちらの親戚と預かられたのは事実だが、貧乏教職員の家庭に戻ったり、父の山奥の田舎転勤の都合で高校生時代は下宿生活をしたり、その後は上京して大学寮生活も送った。
しかし、こんな事は誰もが体験している生活状態とは大して変わらないと思う。
大学在学中に渡米して、その後結婚生活に入り、若年20才で一児の母親になり、和食レストラン、銀行、旅行会社、航空会社勤務を経て、カリフォルニア州とハワイ州を2往復して最終地にはこのフロリダ州に収まり、その一児が成人して結婚・離婚の後には3人の孫達を育て、今に至るわけで、この地でこの時を曾孫の世話(シッター)を引き受ける事となった。
今までをかいつまんでみみると私の人生は真っ平では無くて、いわゆる山あり、谷ありの迷い道を通ってきているのかもしれないが、語ったところでそれが他人の人生とは何の比較も、基準にもならないものであるのだ。
人間の人生なんておよそ真っ平な中を歩いてきた人などいないのだと思うから、私の人生も特別なものでは決してない。

今は平和ボケ感が強い日本ではあるが、私の在日時代はある意味に厳しい世界情勢の狭間にあってヨーロッパ諸国には追い付いていない感じであり、しかし誇り高い律儀な人間性の努力が近代国として他のアジア諸外国を先んじて進化をした現在の日本であるのだろう。
自分の人生を語っていて、それに繋げて大げさに世界の情勢感を語っている自分に失笑。何をかいわんやである。私の存在は今も昔も宇宙の塵に過ぎないのだ。

ちょっとばかり話が固くなったね。
なーんてニャンコ達が寝そべっている方に「あのね、ベビーベッドの側まで行ってPeePeeしたりしては駄目なんだからねっ!」と声をあげてみた。
3連日のシッターが気に入らないのだろう。ニャントリオは今はすました顔で寝転がっているけれど、『モンスターニャンなんか早くどこかへ行ってしまえばいいのににゃ~~』とばかりに周りが何やら滅茶苦茶な仕業の跡があった。
今日はもう少し優しい気持ちでベービーを見守ってよね。

😾😻😹😺

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